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漢方と新薬はどう違うのですか? |
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新薬は主に科学的に合成された薬品で、それに対して漢方薬は自然の植物・動物・鉱物などを使用しています。
漢方薬と新薬との違いはこれだけではありません。
実は漢方薬と西洋医学の間にはもっと大きな違いがあります。
漢方の「肝(かん)」は、西洋医学の肝臓とは異なります。
漢方の「血(けつ)」は、西洋医学の血液とは異なります。
全く別なものであると言っても過言ではありません。
漢方には「気(き)」や「経絡(けいらく)」など西洋医学にはない概念が存在しています。
つまり、漢方は西洋医学とは異なる思想・理論によって体系化された医学なのです。
この思想・理論に基づいて病気を診断し、その病気に対して最も適切な処方を考える、
それが漢方なのです。
従って西洋医学的な考え方では漢方薬を処方することはできません。 |
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漢方薬は高いと聞きますが、健康保険がきくのでしょうか |
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現在のところ健康保険で漢方治療は認められています。保険医療機関内科やその他の診療科にかかる時にお支払いになる場合と同じ負担額をお支払いになるだけで、漢方治療だからと言って特別な支払いはありません。風邪にかかったという場合、高熱でもほんの初期なら1包でなおってしまうこともありますし、逆に安上がりなこと多いようです。お年寄りの場合などいろいろな病気が出がちですが、漢方薬を常用していますと、今年は風邪をひかなかったとか、身体が軽くなって動きやすいとか、自然に血圧が落ち着いて血圧の薬を中止しても良くなった、などのお話を聞きます。永い目で見ても高いものではないのです。 |
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漢方エキス製剤とは、どういうもの? |
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エキス剤は、最先端の技術を用いた工場で作り出されます。
従来の漢方薬は、昔ながらの方法を用いて、各家庭で、生薬を煎じてのむものでした。しかし現在、医療機関で出されている漢方薬のほとんどは、高度な製剤技術を用いて作られた、煎じる必要のない、品質の安定したエキス剤(医療用漢方製剤)です。エキス剤は、最先端の技術を用いた、近代的な工場で作り出されます。 |
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漢方薬の正しいのみ方は? |
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必ず、コップ一杯の水と一緒にのんでください。
薬を水なしでのむと、溶けるのに時間がかかり、薬の効果が表れるのが遅くなります。また、まれに口や胃などを荒らしたり、入れ歯の間にはさまりやすくなったりします。薬を早く溶かして、効果を出すためにも、ぜひ、水とともにのんでください。
また、人によっては、顆粒があやまって気道に入ってむせかえることもあります。
漢方薬に限らず、「薬は、コップ一杯の水とセット」と考えて、一緒にのむようにしましょう。薬を適量の水で薄めて溶かすと、胃への負担も少なくなります。 |
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漢方薬をのむ期間はどのくらい? |
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非常に早く効く漢方薬も、少なくありません。
たとえば、何となく頭が重い、熱っぽい症状などがある風邪の初期に、葛根湯や麻黄湯をのめば、サッと汗が出て楽になります。また、むくみがあって、のどが渇き、尿が出にくいときに、五苓散や柴苓湯をのめば、これらの症状は即座に改善されます。
体質や症状に合った漢方薬ですと、漢方薬にはのんだ後、少なくとも1〜2時間で症状を改善し、即効性を表すものが多くあります。
漢方薬の服用期間には、二面性があります。
漢方薬は、
1. 今、苦しんでいる症状を素早く取り除く作用(即効性)を表すもの
2. 抵抗力が弱く風邪をひきやすい体質、アレルギー体質など、
体の根本から治す作用を表すもの
の二面性を持っています。 そして、後者のほうが得意分野であるため、「漢方薬は長くのまないと効かない」と、思い込まれている人が多いようですが、決してそれだけではありません。
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